ジャンルイージ・ブッフォン(PSG)
言わずと知れたレジェンド。今夏40歳にして初めてイタリアを離れPSGに加入したGKは、プレーヤーとしてだけでなく人として尊敬できる人物である。
そんな尊敬される人間がなるべきものはリーダーであり、私が勧めるのは「大統領」だ。
ブッフォンはイタリア代表やユヴェントスでキャプテンを務めてきたが、もっと大きな規模でリーダーになってもいい。彼にはそれくらい人望がある。
代表戦でフランス国歌に対するブーイングを止めたり、ユーヴェがセリエBに落ちた時には、多くの選手が移籍するなか恩返しとしてチームに残留するなど“聖人君子”ぶりを発揮してきた。
かつて同じセリエAで活躍したジョージ・ウェアはリベリアの大統領に、カハ・カラーゼはグルジアの首都トビリシで市長を務めており、決して夢物語ではない。
彼のような人物が国のトップになれば国民は一つになり、さらには平和な世界が実現するのではないだろうか。