『TYZEN』は24日、「チェコの実業家ペトル・ケルネルは、チェルシーの買収に向けた話し合いを行う」と報じた。

2003年にチェルシーのオーナーとなったのがロマン・アブラモヴィッチ氏。彼が多くの投資を行ったことで、チームは欧州屈指の強豪に成長した。

しかしながら、このところそのアブラモヴィッチ氏がチェルシーを売却することを考えているという噂がある。

元KGB工作員セルゲイ・スクリパリ氏の殺害未遂事件によるイギリスとロシアの関係悪化により、ビザの取得が難しくなってしまった。

アブラモヴィッチ氏はそれによってクラブを管理できないと考えるようになっており、チームを他の人に譲りたいという考えを持ち始めたという。

ペトル・ケルネル氏は1964年生まれの54歳で、チェコ最大の保険会社を経営して一財を築いた実業家。総資産は155億ドル(およそ1兆7400億円)にのぼると伝えられており、『Forbes』では世界88位の富豪とランクされた。

彼はすでにアブラモヴィッチ氏と密接な関係を持っており、スタンフォード・ブリッジのVIPボックスも所有しているそう。

チェルシーの株式を50%取得することに関心があるそうで、今後アブラモヴィッチ氏と予備的な会談を行うとも…。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名