覚えているのは、レスター戦のときだよ。
僕はミスをした。失点に繋がってしまった。しかし、クロップ監督はミスについては全く怒らなかったんだ。
彼がより怒っていたのは、その後の反応のことだった。
クロップ監督は、僕がそれについて焦って考えすぎていると思っていたんだ。ミスをしたこと自体よりね」
(ニューカッスルでは攻撃の選手だったが、リヴァプールでは一枚下がっているね?)
「リヴァプールと契約する前は『10番』としてプレーしていたね。ニューカッスルで。
基本的にはいつも攻撃していたし、守備を多くやる必要もなかった。6番や8番のプレーはしなかったね。
様々な役割を果たすことを学び、僕はよりオールラウンドなミッドフィルダーになった。
それはより多くの出場機会を得ることを用意にしてくれる。しかも、監督にとっては様々なポジションでプレーできる選手が手にできるのだから、指揮も楽になるよね。
6番と同じくらいに深い位置でプレーできる守備の規律があること、そしてパスでビルドアップを始められることを見せたと思うよ。
もっと高い位置でもプレーできるし、ファイナルサードでも違いを作れる。その両方があることが、多くの試合で起用されるための助けになっているよ」
クロップ監督は「適切な厳しさ」がすごい…ワイナルドゥムが心酔する
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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