鹿島アントラーズの絶対的なセンターバックとして活躍し、チームをアジアの頂点に引き上げることに成功した昌子源。
彼には現在海外移籍の噂が流れており、報道によればそれはフランス・リーグアンのトゥールーズであるという。
世界的にも珍しい紫をチームカラーとするトゥールーズは、選手の育成に力を入れているクラブの一つとしても知られる。ここで才能を開花させた選手たちを特集してみよう。
ファビアン・バルテズ
トゥールーズ所属:1986~1992年
マンチェスター・ユナイテッドでプレーしたことで知られるフランス代表GKファビアン・バルテズ。元ラグビー選手の父の下、スペイン国境近くの町ラヴェラネで生まれた。
その高い運動能力を見込んで獲得したのがトゥールーズ。16歳で入団し、1991-92シーズンに2名のGKが怪我をしたことからレギュラーを奪取した。現在はスキンヘッドが代名詞のようになっているが、当時は髪があったので雰囲気が違う。
それからは高いレベルのプレーを見せ、マルセイユでチャンピオンズリーグ優勝(後に審判買収事件で王者資格を剥奪された)、プレミアリーグでの成功を経験。世界的なGKとして評価される存在になった。