ヴァンサン・カンデラ
トゥールーズ所属:1991~1995年
フランス代表の名サイドバックとして知られるカンデラ。ローマでの活躍が印象深いが、彼がプロとしてデビューしたのがトゥールーズだった。
ユースはモンペリエに所属していたがプロ契約には至らず、トゥールーズへ。ウイングとしてデビューし、2年目からサイドのレギュラーとして活躍した。
チームが降格しても残留して2部を戦ったが、残念ながら1年での昇格を逃したことからギャンガンへと移籍することになった。その後の活躍はご存知の通りで、1997年に移籍したローマではスクデットも経験するなど「世界屈指のウイングバック」として評価された。
ムサ・シソコ(現トッテナム・ホットスパー)
トゥールーズ所属:2003~2013年
まさに育成の名門トゥールーズの申し子といえる存在。エスペラン・オルネーから14歳で加入し、エティエンヌ・キャプーらとともにアマチュアのカテゴリで活躍した。
18歳でプロ契約を結びボランチとしてデビュー。『NEXTヴィエラ』の一人と称されたが、アシル・エマナの退団とキャプーの台頭で一枚ポジションをあげ、インサイドハーフとして攻守に渡って貢献する選手になった。
持ち前の豊かな馬力でフランスリーグ屈指の選手に成長し、2013年にニューカッスル・ユナイテッドと契約してイングランド・プレミアリーグにステップアップしている。