セルジュ・オーリエ(現トッテナム・ホットスパー)
トゥールーズ所属:2012~2015年
正直にいえばRCランスのイメージが強いが、彼を世界的な選手に育てたのは間違いなく後に所属したトゥールーズだろう。
ユース時代は守備的MFとしてプレーしていた彼は、ランスでサイドハーフとしてデビューし、さらに右サイドバックとしてレギュラーを獲得。クラブの財政難により、2012年1月にトゥールーズへと移籍した。
そこでは3バックのストッパーも経験するなどプレーの幅を広げ、2014年夏にはワールドカップでも大活躍を見せ、直後にパリ・サンジェルマンに引き抜かれることとなる。
アルバン・ラフォン(現フィオレンティーナ)
トゥールーズ所属:2014~2018年
このクラブの「最新傑作」としてあげられるのはラフォンに違いない。少年時代にラットワーズというクラブでMFからGKにコンバートされた彼は、2014年にトゥールーズの下部組織に加入した。
ユースで指導していたドミニク・アリバジェ氏が監督に昇格したため、それに従って彼もトップデビュー。16歳と310日というリーグアン最年少GK記録を作り、すぐさまレギュラーに定着してみせた。
ジャンルイージ・ドンナルンマと並んで「将来のスターGK」と評価された彼は、ついに今季イタリアのフィオレンティーナへ。そこでもすぐスタメンに定着し、レベルの高いプレーを見せている。