■FW/“特大の才能”に開花の気配
昨季の主力だった林と前田を失った最前線は、新加入のジェフェルソン・バイアーノがリーグ戦11得点を挙げ、チーム内得点王に輝いた。恵まれた体躯を活かしたポストプレーと馬力のある突破は相手に脅威を与えていた。
2年目を迎えた伊藤涼太郎は、特大の才能を水戸の地で開花させつつある。パス、シュート、ドリブルと攻撃全般の能力に秀でた背番号46がひと際輝いたのは、14節のファジアーノ岡山戦。
2ゴール・1アシストの大活躍で快勝劇の主役となった。来季も水戸でプレーするのであれば、今季未達に終わったリーグ戦ふた桁ゴール(今季は9ゴール)の達成に期待したい。
なお、J・バイアーノは期限付き移籍期間の満了がアナウンスされており、この穴を埋める補強は必須。どのような選手を陣容に加えるか、今後の動きを楽しみにしたい。加えて、思うような結果を残せなかった宮本拓弥、齋藤恵太には奮起を求めたいところだ。
2018/12/09 written by ロッシ