9日、スペインの首都マドリードにあるエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで、コパ・リベルタドーレスの決勝戦2ndレグが行われた。
リーベル・プレートのサポーターによる暴動事件によって試合が延期になり、様々な混乱があったものの、最終的にはスペインに会場を移して無事開催が可能となった。
1stレグはボカ・ジュニオルスのホームで行われ、2-2の引き分けに。同点の状況で最後の試合を迎えた。
キックオフから激しい試合が繰り広げられていたが、先制したのはボカだった。43分、ナンデスのスルーパスで裏に抜け出したベネデットがゴール右に流し込み、大きな得点をもたらした。
しかし後半にはリーベルの反撃が実る。右サイドからの折り返しからルーカス・プラットがボレーシュート。これで1-1に追いつき、リーベルが再びタイに持ちこんだ。
そして試合は3-3のまま延長戦へ。前半はスコアが動かず折り返したが、ボカは退場でウィルマル・バリオスを失う厳しい展開となり、108分にリーベルが追加点を奪う。右サイドからの折り返しをフアン・キンテロがゴール右上隅に叩き込み、スコアは2-1となった。
ボカはベンチスタートのカルロス・テベスを投入して逆転を狙い、猛攻を仕掛けていく。しかしレオナルド・ハラのシュートが左ポストに当たるなど運もなく…。
試合終了間際には、逆にセットプレーからのカウンターからリーベルが追加点。ゴンサロ・マルティネスが裏に抜け出して無人のゴールに流し込み、リードを2点に広げた。
そして試合はこのまま終了。2試合合計5-3で、リーベルが通算4回目のコパ・リベルタドーレス優勝を果たした。
¡RIVER CAMPEÓN DE LA COPA LIBERTADORES! pic.twitter.com/vensXnwxQD
— River Plate (@CARPoficial) 2018年12月9日
なお、リーベルはこのあとクラブ・ワールドカップに出場するために会場のUAEへと向かうことになる。南米代表の彼らの初戦は18日に予定されている。