『Sporza』は28日、「ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニは、ロシアW杯でのブラジル戦について話した」と報じた。
今夏行われたW杯で3位という好成績を残したベルギー。準々決勝ではネイマール擁するブラジル代表を2-1で撃破している。
コンパニによれば、なんと試合の前日に遅刻をしてしまい、その結果ティエリ・アンリとの個人的な対話をすることになり、結果としてブラジル対策を打てたのだという。
ヴァンサン・コンパニ
「(ブラジル戦の)前、あまりにも騒音が大きくて眠れなかったんだ。
私は睡眠薬を飲んでようやく眠ることに成功した。しかし、目覚まし時計をセットすることを忘れていたんだよ。
目を覚ました時には、最初のミーティングが始まる時間を過ぎていた。
遅刻のため、私はコーチのティエリ・アンリと個人練習をすることになった。彼は攻撃面での戦術の責任者だ。
私は彼に言った。
『ブラジルのディフェンスはマンチェスター・シティに似ている。チッチ(ブラジル代表監督)がシティの練習を視察していた。私はその弱点を知っている』と。
チッチは我々の試合をコピーしていたし、その欠点も熟知していた。
もし私が睡眠薬を飲まず、寝過ごしもしていなければ、ティエリ・アンリとの個人的な対話はなかっただろう。
そして、結果はまったく違っていたかもしれないね。信じられないことだ」