「大迫半端ないって」

2018年夏のロシアワールドカップにおいて、時を超えて大きな注目を集め、新語・流行語大賞にもノミネートされたこの言葉。

大迫勇也は鹿児島城西のエースとして出場した第87回全国高校サッカー選手権で、4試合連続の2得点、1大会最多の10得点など、記録と記憶に残る大活躍。敗れた相手選手が漏らした“なげき”とともに多くのサッカーファンに知られる存在となった。

この大会は「大迫の大会」といって過言ではないが、優勝したのは広島皆実。鹿児島城西との決勝では大迫に先制点を許したものの、3-2の打ち合いを制して見事初優勝を飾った。

当時の優勝メンバーの一人が、東京ヴェルディのキャプテン井林章(決勝では大迫ともマッチアップ)。先日、地元のサンフレッチェ広島へ完全移籍することが発表されている。