また一人、日本人がベルギーへ渡ることになるのだろうか。
『Voetbal België』は9日、ベルギー1部シント・トロイデンが川崎フロンターレのDF板倉滉を獲得するかもしれないことを伝えた。
板倉はU-12から川崎の下部組織に在籍し、2015年にトップデビュー。昨年は出場機会を求めてベガルタ仙台へ期限付き移籍し、リーグ戦24試合3得点を記録した。
現在21歳の彼は森保一監督が兼任する東京五輪代表チームでも主力と考えられており、昨年のアジア大会では準優勝に大きく貢献している。
今回の記事に詳細は綴られていないが、シント・トロイデンは今冬にDFがクラブを去っており、また、アジア市場のさらなる拡大を考えているという。板倉と川崎との契約は2020年1月31日までで、市場価値は70万ユーロ(およそ8700万円)と紹介されている。
そんな板倉は7日、移籍期間満了に伴い仙台を退団することを発表し「ここで培った経験を生かして新たな環境でチャレンジしていきたいと思います」と発言していた。
日本企業のDMMが保有するシント・トロイデンには現在、冨安健洋、遠藤航、鎌田大地、関根貴大、小池裕太と日本人5選手が所属している。