『Telegraph』など各メディアは、「バレンシアは、ベルギー代表FWミシ・バチュアイのローン契約を打ち切る」と報じた。
今季チェルシーからバレンシアに1年のローンで貸し出されたバチュアイであるが、ここまで15試合でわずか1ゴールと不調に陥っている。先日行われたコパ・デル・レイのスポルティング・ヒホン戦ではハーフタイムの段階で交代となり、失格の烙印を押された。
試合後、バレンシアのマルセリーノ監督は以下のように話し、ストライカーには忍耐が尽きたと語ったという。
マルセリーノ監督
「何人かのストライカーを獲得しなければならないと思っている。間違いなく、数人の選手たちについては我慢の限界に達している。
試合の開始直後、この6ヶ月で最高のチャンスが巡ってきたのだ。もしあのようなシュートを決められないのなら、バレンシアでリーガ・エスパニョーラを戦うためには適していないということだ」
また、ディレクターのマテウ・アレマニー氏も以下のように話しており、バチュアイについては放出の手続きを進めていると明かした。
マテウ・アレマニー
「我々はバチュアイの移籍に取り組んでいる。
選手も数週間前から知っている。興味を持っているチームがいくつかある」
「今後数時間から数日のうちに退団するだろう。彼のためにも、できるだけ早く解決させたい。あとは交渉の問題だ」
記事によれば、バチュアイは今冬のマーケットでチェルシーに復帰することになるが、エヴァートンらが獲得に関心を持っているという。