ワールドクラスの選手たちが凌ぎを削るプレミアリーグ。

一方で個人データに目を向けてみると、今季はいわゆる「ビッグ6」以外の中位・下位チームの選手達の活躍が数字に表れている項目が多いシーズンとなっている。

今回は、スタッツの個人データという観点から、部門別でトップの数字を記録している中位・下位チームの実力者5人をピックアップしたので紹介したい。

※データは第21節終了時点(1月4日現在)

ライアン・フレーザー(ボーンマス)

2013-14シーズンに当時リーグ1(3部相当)だったボーンマスに加入して6シーズン目を迎えたスコットランド代表のウインガーは、チャンピオンシップ昇格とプレミア昇格を知る一員であり、身長163cmと「プレミアリーグで最も小柄な選手」としても知られている。

左サイドでのチャンスメーカーとして、またセットプレーのキッカーとしてここまで9アシストを記録しており、エデン・アザール(チェルシー)と並びアシストランキングでトップに立っている。

最も得意とするのは左ウイングでのプレーだが、最近はチーム戦術に応じて2トップやシャドーのポジションでも機能するなど、前線でのユーティリティ性にも注目したい選手だ。