「彼は現在よりもウイングらしい選手だった。そしてロンドンでは迷子になった。新しい世界で迷っていた。
我々は彼が改善していくよう努力したかったが、彼はもっとプレーしたいという考えを持っていて、待つことが出来なかったのだ。
したがって、我々は彼をローンに出すことを決めた。戦術的で、フィジカル的で、プレーするのにいい場所であるイタリアへ。
フィオレンティーナはいいチームだった。タイトルを取るという大きなプレッシャーもない。我々はその移籍を決断した。
そしてクラブが彼を売ると決めた。私ではなく。
私は彼を買った男だ。売ってはいない。彼との関係も良かった。後悔はしていないがね。その後全てが上手く行ったのだからね、彼にとっては。
しかしあの時は、彼は毎週毎分プレーしたいと強く考えているただの少年だった。だから、我々はそれを彼に与えることが出来なかった」
なぜチェルシーはサラーを売ったのか?モウリーニョが語る裏話
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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