『Sky』は3日、「行方不明になっているナントFWエミリアーノ・サラが乗ったと思われる飛行機の残骸が発見された」と報じた。
1月21日にナント・アトランティック空港からカーディフへと向かったエミリアーノ・サラ。彼が乗っていた小型飛行機は、チャンネル諸島付近の海域でレーダーから姿を消していた。
パイロットのデイヴィッド・アイボットソンとエミリアーノ・サラの行方がわからなくなり、ガーンジー島警察などが捜索を行っていたが、確たる情報には結びついていなかった。
25日に一旦捜索は中断されたものの、その後民間による寄付やクラウドファンディングの支援によって再開され、3日からソナーによる海底の調査が行われていた。
そして今回の報道によれば、イギリス海峡の海底に飛行機の残骸とみられるものが発見されたという。
イギリス航空事故調査局(AAIB)とともに捜索を行っていた海洋探検家のデイヴィッド・ミアンズは3日、オフショア支援船GEO OCEAN IIIが残骸を視覚的に識別したことを明らかにした。様々な情報を確認した上でエミリアーノ・サラが搭乗していた機に間違いないと証明されているとのこと。
Wreckage of the plane carrying Emiliano Sala and piloted by David Ibbotson was located early this morning by the FPV MORVEN. As agreed with the AAIB they moved the GEO OCEAN III over the position we provided them to visually identify the plane by ROV. #EmilianoSala
— David Mearns (@davidlmearns) 2019年2月3日
なお、デイヴィッド・アイボットソンとエミリアーノ・サラの家族にはすでに連絡されており、AAIBは4日に公式の声明を発表する予定だという。