決勝後、玉田圭司が語った今大会の“手応え”

そして決勝戦、パシフィックリムカップ初出場となるV・ファーレン長崎とレアル・ソルトレイクの一戦。

V・ファーレン長崎は2019シーズンより加入した元日本代表の玉田圭司選手が先発出場。対するレアル・ソルトレイクもチームキャプテンを務める元アメリカ代表のカイル・ベッカーマン選手や、2018シーズン、MLSルーキーオブザイヤーを獲得し2019年1月末に実施されたパナマ代表との試合にてアメリカ代表メンバーに招集され、見事アシストを記録したコリー・ベアード選手が先発出場となりました。

そんなトップレベルの選手がしのぎを削る決勝戦で先手を取ったのはV・ファーレン長崎。前半19分、左サイドからのクロスに澤田崇選手が右足であわせ見事先制点を決めました。

その後も前半38分、玉田選手のスルーパスから見事なパスワークを見せ、最後は翁長聖選手が決めて追加点。後半38分にはレアル・ソルトレイクのジュリアン・バスケス選手が見事なミドルシュートを決めるものの、その1分後にはV・ファーレン長崎の名倉巧選手がゴールを決め、3-1で見事V・ファーレン長崎がレアル・ソルトレイクを下しました。

試合後、V・ファーレン長崎所属の玉田圭司選手は、「Jリーグにいると海外のクラブと国際試合をする機会はなかなかないので、すごく楽しかったですし、この大会の意義を感じます。キャンプをするにしてもすごくよい環境だったし、また来たいと思える大会でした」と、今回のハワイキャンプが充実したものとなったと語ってくれました。

第2回大会「パシフィックリムカップ2019 Powered by Under Armour」では、2016年リオデジャネイロ五輪監督である手倉森誠監督が2019シーズンより指揮を執るV・ファーレン長崎が2試合合計6得点と圧倒的な強さを見せ、見事第2代パシフィックリムカップ チャンピオンに輝きました。

試合結果:

2019年2月8日(金) 大会1日目

第1試合 レアル・ソルトレイク 2-1 いわき FC

第2試合 V・ファーレン長崎 3-1 バンクーバー・ホワイトキャップスFC

2019年2月10日(日) 大会2日目

3位決定戦 いわきFC 1-0 バンクーバー・ホワイトキャップスFC

決勝戦 V・ファーレン長崎 3-1 レアル・ソルトレイク

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい