就任1年目であるマウリツィオ・サッリ新監督のもとで試行錯誤が続いているチェルシー。スペイン人GKケパ・アリサバラガの交代拒否騒動も物議を醸した。
そうした中、かつてチェルシーで黄金期を築いたジョゼ・モウリーニョ氏がサッリ監督を擁護したようだ。『beIN SPORTS』に出演したモウリーニョ氏はこう述べたという。
ジョゼ・モウリーニョ
「イタリアは簡単な国ではない。メディアへの対処術を学ぶことになる。
非常に専門的だ。フットボールの優れた経験を持つトップコメンテーターたちがいるし、イタリアではジャーナリストもフットボールの感情を使うことに長けている」
「マウリツィオは20年以上の経験とともにイングランドにやってきた。
彼は準備ができていると思う。主な難題はナポリでずっとやってきたプレースタイルを強いることだ。
プレミアリーグではゲームや相手の特性に適応するために、自分のアイデンティティを少し失わなければいけない時もある。
彼はやがて学ぶだろう。2年目のシーズンは彼にとってよりいいものになるはずだ」
プレミアリーグに適応する必要があるとしつつ、2年目はもっとよくなると太鼓判を押したようだ。
【関連記事】 “就任2年目”にめちゃ強いモウリーニョ。その圧倒的な記録とは
モウリーニョ自身も2年目に強い監督だったが…。