15日にニュージーランドのクライストチャーチで発生したテロ事件は、50名もの死亡者を出す大惨事となった。
2箇所のモスクに武装した人物が侵入し無差別に射撃。その模様がインターネットで生中継されていたことでも大きなニュースとなった。
そしてニュージーランドサッカー協会の発表によれば、この事件ではフットサル代表選手として19回の出場を果たしていたアッタ・エラヤンが死亡していたとのこと。
QUOTE | @NZ_Football Futsal Development Manager @margetts_josh: “To Atta’s family, we are deeply sorry for your loss. We can’t imagine what you are going through, but please know we love you and we are here for you during this incredibly difficult time.” #RIPAtta @MainlandFooty pic.twitter.com/tCcileWiUK
— New Zealand Football (@NZ_Football) 2019年3月17日
アッタ・エラヤンはクウェートで生まれニュージーランドで育った33歳の選手。
カンタベリー・ユナイテッドというチームでゴレイロとして活躍する一方、LWAソリューションズというアプリ開発会社をクライストチャーチで経営していたとのこと。
また、クライストチャーチ・ボーイズという高校のフットサルチームを指導するなど、様々な形で活動していたそう。
代表でのチームメイトであったジョッシュ・マーゲッツは以下のように話したとのこと。
ジョッシュ・マーゲッツ
「アッタは素晴らしい男だったし、オールホワイツ(代表チーム)の全ての人、フットサル関係者全てとうまくやっていた。
我々全員の感情をまとめる言葉はないよ。偉大な人物、いい仲間を失ったとき、心の中には大きな穴が生まれる。
彼は大いに懐かしまれるだろう。我々は彼の喪失をとても残念に思う。家族の方々がどのような気持ちでいるのか、想像することもできない。
しかし我々は家族の方々を愛し、この非常に困難な時期に寄り添っていく」