『L’Equipe』は14日、前マンチェスター・ユナイテッド監督ジョゼ・モウリーニョ氏のインタビューを掲載した。
モウリーニョが解任されたのは昨年12月。任を引き継いだオレ・グンナー・スールシャール監督は、当初11試合10勝と好調だったものの、終盤は9試合で2勝しか出来ず、チャンピオンズリーグ出場権を逃している。
彼は古巣であるマンチェスター・ユナイテッドについて以下のように話し、クラブの問題は全く解決されていないと指摘した。
ジョゼ・モウリーニョ
「おしなべて言えばだ。多くのものを要求したときには特に、選手たちは侵食されたように感じるものだ。
2年目のシーズンは素晴らしかったと言ったのは、ポテンシャルがあり、そして目標も達成されたからだ。
私は本気で選手たちを絞り上げた。オレンジのようにね。それを達成するためにだ。
非常にプロフェッショナルで、野心的で、ハードワークができて、才能もある選手たちのグループがいて、さらにクラブが組織化されていれば、『侵食された』とは感じなくなる。
クラブの中で孤立し、サポートを受けることが出来なければ、選手たちは監督に対して反目するようになる。指揮官がナイスガイであれば。
私はナイスガイにはなりたくないのだ。なぜなら、そのような『いいやつ』は、3ヶ月後には『人形』のようになり、最終的には上手く行かなくなるからだ」
「9~10ヶ月前に言った。私は8つのリーグ優勝をし、ユナイテッドでは2位フィニッシュをした。それは素晴らしい結果だったのだ。人々は理解してくれただろう。
ユナイテッドについては、私は2つのことだけ言える。
一つは時間が語ってくれるだろう。そしてもう一つは、その問題がまだクラブの中にあるということだ」
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(ポール・ポグバとの関係に問題があった?)
「問題はある。それは選手たちに、組織に、野心にだと言える。ポールにだけ問題があったと聞かれれば、YESとは言えないね」