中山 雄太(PECズウォレ)

初招集された選手のなかでは22歳と最年長だが、最も“サプライズ”だったのは彼だろう。

柏レイソルの下部組織で育った中山はセンターバック、左サイドバック、守備的MFでプレー可能な左利きの万能DF。東京五輪世代では誰よりも早く頭角を表し、2017年には新人王にあたるJリーグ・ベストヤングプレーヤー賞を受賞した。

また、年代別の日本代表でも常にチームのリーダー的存在で、2016年にはAFCU-19選手権で主将を務め、冨安健洋とのCBコンビで無失点での初制覇という偉業を成し遂げると、翌年にはU-20ワールドカップでも活躍している。

ただ昨年はケガに苦しむことに。今年1月にはオランダ1部のPECズウォレへ移籍したが、加入から出場機会を得られない時期が続いた。

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それでも残り2試合は先発で起用され、最後の一戦では完封(0-0)も達成している。そのことが評価されての初招集だろうか。

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