一時はトレブルの可能性があったバルセロナ。だが、UEFAチャンピオンズリーグとコパ・デル・レイに敗れ、リーガの一冠のみに終わった。
リヴァプール戦での大逆転負けはショックが大きかったようで、コパ決勝でもバレンシアを凌駕できず。
そうした中、『Marca』は「メッシはこれまで以上に孤独になっている」という寄稿記事を配信した。
「バルサは深刻な問題を抱えている。チーム内でのメッシは(他の選手が)責任を逃れるための完璧な言い訳になっているからだ。(他の選手は)『隣にレオがいるのに、なぜ自分がドリブルをやろうとすべきだろうか?』と考えている」などと綴られている。
バルサのメッシ依存はこれまでも指摘されてきた。『UtdArena.』がそれを示すデータを提供している。
コパ決勝において、メッシの「Usage Rate」は30.83%を記録していたという。
つまり、この日のバルサはポゼッション時の3分の1において、メッシでプレーが帰結していたということになる。
彼にプレーを託していたということの裏返しだが、この値は測定史上最高値だそう。メッシのワンマンシステムになっているとも。
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バレンシア戦では相棒ルイス・スアレスが怪我のために欠場しており、その影響もあったのかもしれないが…。
こうなると、コパ・アメリカでのアルゼンチン代表がどういうチームになるのかが注目されそうだ。