29日に行なわれるUEFAヨーロッパリーグ決勝。アーセナルとチェルシーによる「プレミアリーグ勢対決」となった。
それを前にして、会場となるアゼルバイジャン共和国の首都バクーには、少数ながらも両クラブのファンや記者らが訪れている。
だが、どうやら長時間の旅程を経て現地にたどり着いた彼らの中には、多くのトラブルに見舞われている者もいるそうだ。
『Telegraph』のルーク・エドワーズ記者は自身のツイッターでそれらの状況を報告しており、「タクシーはホテルに向かう途中でガソリン不足のために止まった」という。
またホテルに到着したら部屋がダブルブッキングで用意されておらず、バクーにたどり着いてから24時間後にようやく部屋を見つけられたという。
Moved to another hotel and have a bed exactly 24 hours after I left my own. Can’t wait to write my what’s Baku like colour piece later 😒 pic.twitter.com/zPexsxHFym
— Luke Edwards (@LukeEdwardsTele) 2019年5月28日
その他にも、バクーのホテルが宿泊者の予約を突如キャンセルし、料金を引き上げる通告をするという事件があったことも報告されている。
そして、予約サイトに掲載されている写真とはまったく違うオンボロの部屋に通されたという投稿も…。
Booked accommodation in Baku, the first two photos were of the bathroom on the website.
The last photo is what we have been met with.
Have you ever seen anything more Europa league?😭🤢 pic.twitter.com/pIsuRra1rr
— El Rosé 🇦🇿 (@AaronBSM) 2019年5月28日
また、空港へのタクシー料金も先に料金が確定する配車アプリの利用が奨励されており、通常の車両の場合5倍近くの価格になるとも。
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サッカー強国ではない上、欧州の東の端となるアゼルバイジャンでの開催。両クラブのサポーターにかなりの負担をかけており、批判も続出している。おそらくUEFAは今後のプランを再検討しなければならないだろう。