29日に行なわれるUEFAヨーロッパリーグ決勝。アーセナルとチェルシーによる「プレミアリーグ勢対決」となった。

それを前にして、会場となるアゼルバイジャン共和国の首都バクーには、少数ながらも両クラブのファンや記者らが訪れている。

だが、どうやら長時間の旅程を経て現地にたどり着いた彼らの中には、多くのトラブルに見舞われている者もいるそうだ。

『Telegraph』のルーク・エドワーズ記者は自身のツイッターでそれらの状況を報告しており、「タクシーはホテルに向かう途中でガソリン不足のために止まった」という。

またホテルに到着したら部屋がダブルブッキングで用意されておらず、バクーにたどり着いてから24時間後にようやく部屋を見つけられたという。

その他にも、バクーのホテルが宿泊者の予約を突如キャンセルし、料金を引き上げる通告をするという事件があったことも報告されている。

そして、予約サイトに掲載されている写真とはまったく違うオンボロの部屋に通されたという投稿も…。

また、空港へのタクシー料金も先に料金が確定する配車アプリの利用が奨励されており、通常の車両の場合5倍近くの価格になるとも。

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サッカー強国ではない上、欧州の東の端となるアゼルバイジャンでの開催。両クラブのサポーターにかなりの負担をかけており、批判も続出している。おそらくUEFAは今後のプランを再検討しなければならないだろう。

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