日本時間の本日深夜、アーセナルとのUEFAヨーロッパリーグ決勝を迎えるチェルシー。
今季のプレミアリーグではマンチェスター・シティ、リヴァプールから大きく離された3位に終わったものの、ELでは貫禄の違いを見せ付けた。
ただフランクフルトとの準決勝はPKの末に勝ち上がっており、スタンフォード・ブリッジで行われた2ndレグの後半以降はむしろ押し込まれる展開だった。
それを救ったのが「3つのディフェンス」である。決戦を前に、改めてご紹介しよう。
ダヴィド・ルイス
同点とされて以降は完全に主導権を握られたチェルシー。それは延長戦にもつれ込んでからも変わらなかった。
そして100分(延長前半10分)、右サイドを破られるとクロスをフランクフルトFWセバスティアン・アレルに合わせられ、ボールは緩やかだが確実にゴールへ吸い込まれようとしていた。
しかしそこに…
David Luiz 👏👏👏
THIS goal-line clearance in the semi-final 🙌#UELfinal pic.twitter.com/fwZE7SpxxB
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) 2019年5月28日
ダヴィド・ルイスが出現!自慢の髪の毛を振り乱しつつ右足をいっぱいに伸ばし、脛のアウトサイドでボールを掻き出して事なきを得ることに成功したのである。
身体能力が高く、アクロバティックな技も得意とする彼ならではの超人的なプレーであった。