日本時間の本日深夜、アーセナルとのUEFAヨーロッパリーグ決勝を迎えるチェルシー。

今季のプレミアリーグではマンチェスター・シティ、リヴァプールから大きく離された3位に終わったものの、ELでは貫禄の違いを見せ付けた。

ただフランクフルトとの準決勝はPKの末に勝ち上がっており、スタンフォード・ブリッジで行われた2ndレグの後半以降はむしろ押し込まれる展開だった。

それを救ったのが「3つのディフェンス」である。決戦を前に、改めてご紹介しよう。

ダヴィド・ルイス

同点とされて以降は完全に主導権を握られたチェルシー。それは延長戦にもつれ込んでからも変わらなかった。

そして100分(延長前半10分)、右サイドを破られるとクロスをフランクフルトFWセバスティアン・アレルに合わせられ、ボールは緩やかだが確実にゴールへ吸い込まれようとしていた。

しかしそこに…

ダヴィド・ルイスが出現!自慢の髪の毛を振り乱しつつ右足をいっぱいに伸ばし、脛のアウトサイドでボールを掻き出して事なきを得ることに成功したのである。

身体能力が高く、アクロバティックな技も得意とする彼ならではの超人的なプレーであった。