『Il Tempo』は25日、「ローマのイタリア代表FWステファン・エル・シャラウィは、中国移籍に近づいている」と報じた。

ステファン・エル・シャラウィはかつてミランで若くしてブレイクを果たし、大きな期待を集めたドリブラー。

一時期は不調に苦しんだものの、2016年から所属したローマで復活。今季も28試合で11ゴールを決めるなど、チームの主力として活躍してきた。

しかし、すでにエル・シャラウィは今夏中国超級リーグの上海申花に移籍することを決断したとのこと。

ローマとの契約は残り1年となっているものの、延長に向けた交渉はそれほどうまく行っていない状況だったそう。そこに上海申花で監督を務めるキケ・フローレスから直々に電話があり、その言葉に心を動かされたという。

記事によれば、エル・シャラウィに提示されている給与は手取りで年1300万ユーロ(およそ15.8億円)になるようだ。移籍金については1500~1800万ユーロ(およそ18.3~21.9億円)程度で交渉されているとのこと。

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ローマからはコスタス・マノラスやエディン・ジェコも退団する可能性が高まっており、クラブは選手の販売でおよそ4500万ユーロ(およそ54.8億円)程度の収益を見込んでいるそう。

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