ソル・キャンベル(トッテナム→アーセナル/2001年)
ロンドンの両チームに大きな影響をもたらしたフリートランスファーだった。トッテナム出身のキャンベルが、直接ライバルのアーセナルに加入し「裏切り者」になったからだ。
トッテナム側の怒りはキャンベルにとって力になったようだ。彼はアーセナルで2回のプレミアリーグ優勝、3回のFAカップ優勝を経験。無敗優勝を成し遂げた「インビンシブルズ」の一員にもなった。
ジェイ=ジェイ・オコチャ(PSG→ボルトン/2002年)
古きよき時代のイングランドサッカーを体現する指導者サム・アラダイスが、2002年にボルトンへ引き入れたジェイ=ジェイ・オコチャ。ナイジェリアの「魔術師」がロングボール中心のサッカーの中で生きるのかどうか。
疑問も浮かぶ中で、オコチャは大量のトリックを披露する天才っぷりを十分に発揮。ただのショーマンではないということを証明し、ボルトンをUEFAカップ出場に導いている。