今夏レアル・マドリーに電撃移籍し日本のサッカーファンを驚かせた久保建英。
春先には少年時代を過ごしたバルセロナに復帰するのではないかと伝えられたが、金銭面など条件が折り合わず宿敵のレアルへ。最近の活躍もあり、逸材を逃したバルサのフロント陣には批判の目が向けられている。
そうしたなか、世界的にも注目を集めるオランダの“天才MF”がバルサを退団することになったようだ。
こちらはバルサのカンテラに所属する16歳のオランダ人MFチャビ・シモンズのインスタグラム。
シモンズについてはこれまでQolyでもお届けしてきたが、2003年に京都サンガでプレーしたレジリオ・シモンズ(日本での登録名はレジ)の息子で、その個性的な容姿から「ミニ・バルデラマ」とも称される。
(約5年前、世界的に話題となった中井卓大の超テクニック。この時かわされたのが4番のシモンズだった)
彼は7歳の時にバルサへ加入し素晴らしいテクニックを持つ“天才少年”として話題となったが、このほどクラブをフリーで退団することを明らかにしたのだ。
ちなみに代理人を務めるのはあのミーノ・ライオラ氏。『RAC1』のヘラルド・ロメロ記者によるとシモンズはPSGへの加入が近付いているという。
10代の選手がどのように成長するかは誰にも分からないものだが、もし将来シモンズがプロの世界でも成功を収めることになればバルサに対する風当たりは一層強くなることだろう。