――フランスといえば、現在の世界王者です。フランスのサッカーにはどういった印象を持っていますか?

ポテンシャルの高い選手がたくさんいるという感じですかね。あの能力を持っている選手たちが他のリーグに行き、新たなものを吸収したら、あんな風になるのだろうなと。

フランスにとどまっていてはパーフェクトな成長はおそらくないです。やはり他の国のサッカーをたくさん知ることによって成長していくことが大事ですし、日本人選手にも同じことが言えるじゃないかなと思います。

――マルセイユでは元イタリア代表のマリオ・バロテッリと今年1月から半年間チームメイトでした。どんな選手でしたか?

すごく良い人で、かつすごく正直な人ですね。外国籍選手のグループがあるので、同い年だったこともありよく話をしました。皆から好かれていて人気者でした。

――右サイドでコンビを組むことが多いフロリアン・トヴァンは?

彼はあまり英語を話さないタイプなのでそんなに深い話はしないですが、すごく優しいですし、ピッチ上ではお互いを信頼し合っている関係ですね。

――海外移籍ではやはり言語が欠かせません。マルセイユではフランス語よりも英語でコミュニケーションを取ることのほうが多いですか?

監督がフランス語なのである程度聞けないといけないですし、そこは理解できていると自分では思っています。ただ、普段のコミュニケーションやフランクな会話というのは英語のほうが多いです。

――フランスに来る前はドイツでプレーしていました。フランス語とドイツ語ではどちらのほうが難しいですか?

フランス語ですね。発音が難しいです。ただ、向こうでサッカーをさせてもらっている以上はしっかり言葉を覚えなくてはいけないですし、その辺りも含めて国へのリスペクトが大事だと思うので、簡単ではないですが着実に上達していきたいです。