サッカーにおいて最も重要かつ難しいのが若手の育成であると言われる。様々なメソッドや哲学が入り混じり、正解がない世界である。
しかしあるクラブオーナーは、若手選手にとって最も大きな問題は性行為と給料であると考えているそう。
『The Athletic』に掲載された匿名クラブオーナーのコラムはとても大きな話題を呼んでいる。
匿名のクラブオーナー
「残念ながら性行為は大きな問題であり、それを真剣に受け止めなければならない。
我々は選手と話そうとしている。性行為には気をつけろと。正しいことをやれと。
酔っ払った女と寝ることはなんの得にもならないが、これがいつだって同意が得られるのだ。
我々はシニアの選手にもアカデミーの選手にも研修を行い、どのような態度を取るのが適切かということを伝えている。
ファンと寝る、あるいはクラブで働いている人物の娘と寝るような馬鹿げたことをしないように、誰もが教育をしようとしている。常にだ。
我々のところにいたある若い選手は、女に狂ってしまった。それがキャリアに大きな影響を与えた。悔しいことだよ。彼は本当に素晴らしいタレントだったのに、気が散らされたんだ」
「また、若い選手の給与額も問題だ。
プレミアリーグの若者を借りるとする。彼は週2万ポンド(およそ300万円)を稼いでいて、レンジローバーでトレーニングに来るわけだ。
我々の若手選手は週300ポンド(およそ4万円)の給与でキャリアのために戦っている。そうなれば摩擦が起こるのは当たり前だ。
だから私はプレミアリーグから来る若手選手とあまり契約したくないんだ」
おそらくイングランドの下部リーグでクラブを運営している人物だと考えられている。やはり女性とお金は怖いということか…。