セルジ・サンペール(ヴィッセル神戸)

6歳からFCバルセロナの英才教育を受け、セルヒオ・ブスケツの正統後継者と期待されていたように、その能力に疑いの余地はない。

しかし、Jリーグ独特のアップテンポな試合展開に加え、攻守のパイプ役としてポゼッションスタイルが完全には浸透していないチームのしわ寄せを受けるなど、前半戦は主に守備面でウィークポイントばかりが露呈していた。

それでも、夏にシステム変更でアンカーに据えられると真価を発揮。攻撃ではほぼミスなくボールを散らし続け、守備では試合ごとに強度が増し、読みを活かしたセカンドボールの回収はまさにブスケツを彷彿とさせる。

今後、神戸と対戦するチームがどのようなサンペール対策を講じてくるかに注目だ。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい