柿谷 曜一朗(セレッソ大阪)

開幕からリーグ戦8試合連続で先発出場。序盤は主力として起用されていたが、一方でチームは成績不振に陥り、試行錯誤の中でミゲル・アンヘル・ロティーナ監督は一度柿谷を外す決断を下す。

すると、自身がスタメンから抜けたと同時にチームは堅守を完成させ、皮肉にもそこから今なお続く躍進が始まることとなった。

出場機会は激減し、夏のマーケットでは2年連続で移籍話も浮上した。しかし、それまで攻撃を牽引していた清武弘嗣の負傷による長期離脱によって、9月から再びスタメンに復帰。

ロティーナ戦術との相性は決して良くないが、守備面でも一定の貢献を果たし、攻撃面では光るものを見せつけている。大阪ダービーでもダメ押し弾をアシストし、充実の時を迎えている。