先日行われたカラバオ・カップのベスト16でアーセナルと対戦し、5-5の引き分けとなったリヴァプール。PK戦の末に勝利を収め、準々決勝への進出を決めた。

対戦相手はアストン・ヴィラに決まっているが、問題となっているのはその日程だ。

カラバオ・カップ準々決勝は12月17~18日に開催予定となっているが、実はカタールで行なわれるクラブワールドカップの準決勝が12月18日と完全に被っている。

現実的な日程としては、カラバオ・カップを1月8日に延期するというものであるが、もう一つの可能性として「2つのチームを作る」というプランが浮上しているそう。

『Mirror』などの報道によれば、ユルゲン・クロップ監督率いる第1チームが23人でクラブワールドカップへと向かい、アシスタントのペピン・リンデルスかピーター・クラヴィーツのどちらかがカラバオ・カップのチームを指揮するという。

そして、カラバオ・カップに参加した選手の一部はそのままカタールへと向かい、クラブワールドカップの決勝か三位決定戦に臨むという。

ベスト16終了後にユルゲン・クロップ監督は「適した日程が見つからなければカラバオ・カップを辞退する可能性がある」と宣言していた。

年々過密さを増すサッカー界のスケジュール。ついに歴史的な「1つのチームが同時に別の場所で公式戦を行う」という事態となるのだろうか…。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介