新型コロナウイルスによる肺炎の被害が拡がっている。
中国の武漢から拡がったとされおり、現地ではこんなショッキングともいえる光景が…。
相当に物々しい雰囲気だ…。
そうした中、イタリアでこの新型肺炎をネタにした差別的事件が起きたようだ。『Sky』や『ANSA』によれば、ミラノで中国の少年が被害を受けたという。
1月27日に行われたサッカーの試合中に「中国の(海鮮)市場にいるみたいに、ウイルスに感染してほしい」という罵声を相手選手から浴びせられたようだ。チームと本人がFacebook上でその被害を訴えた。
13歳、もしくは14歳とされるこの少年は「ウイルスに感染しろ」との言葉に涙を流して去って行ったとも。
この事件を受けて、ミラノ県のチェザーノ・ボスコーネ市長は「我々は人種差別を認めないし、人種差別主義者と戦う」などとの声明を出したという。