新型コロナウイルスの影響により中断を余儀なくされているJリーグ。今年も数多くの外国人選手がプレーしている。

最多は今年もブラジル人。歴代でも数多くのブラジル人選手がJリーグでプレーしてきたが、その中には日本でプレーした後にブラジル代表へ招集されるようになった選手がいる。

今回は、Jリーグを経由してセレソン入りした9名の選手を紹介したい。

フェリペ・ガブリエル

J在籍:鹿島アントラーズ(2010~2011)
代表:2012(0試合0得点)

2010年、Jリーグ史上初となる3連覇を達成した鹿島に加入したフェリペ・ガブリエル。

高いテクニックと献身的な働きを見せたが、それまで特に実績があったわけではない彼は「助っ人」としてやや物足りない面があった。チームは彼が加入した年に4連覇を逃すと、翌年も16試合の出場に留まり退団している。

しかし、日本で身に付けた献身的な働きを生かしてボタフォゴで活躍し、2012年にブラジル代表に招集された(出場はなし)。