ジャウミーニャ

J在籍:清水エスパルス(1994)
代表:1996~2002(14試合5得点)

「稀代のテクニシャン」として知られたこの男も、Jリーグを経由してセレソン入りしていた。

1994年、元ブラジル代表のレジェンドであるリベリーノが清水の指揮官に就任し、同じ左利きである彼を呼び寄せたのだ。しかし、リベリーノは成績不振により半年で辞任。ジャウミーニャもさしたるインパクトを残せぬまま退団することになった。

日本に来る前から国内で高い評価を得ていた彼は、帰国後の活躍によって1996年にセレソン入り。さらにその後、スペインでデポルティーボ・ラ・コルーニャを優勝に導くなど、世界的な選手へと成長した。

マルシオ・アモローゾ

J在籍:ヴェルディ川崎(1992~1993)
代表:1995~2003(20試合9得点)

ヴェルディに在籍した当時は10代だったアモローゾ。

サテライトリーグではゴールを量産し高い評価を得ていたが、年齢や外国人枠の問題もあり、一度も出場機会を得ることなく退団。しかし帰国直後の全国選手権で得点王に輝くと、1995年にセレソンにピックアップされた。彼はその後、イタリア・セリエA、ドイツ・ブンデスリーガでも得点王を獲得している。

ちなみに2006年にはヴェルディのライバルであるFC東京と仮契約を結んだものの、これを破棄してミランへ移籍したことが伝えられている。