マンチェスター・ユナイテッドの守護神として長くプレーしているスペイン代表GKダビド・デ・ヘア。クラブの年間最優秀選手に何度も輝いており、クラブ公式でTOP10セーブもまとめられる。
この反射神経、なぜこれだけの予測ができるのか…信じられない。
もはやユナイテッドの霊となった彼であるが、その間にはレアル・マドリーへの移籍が寸前に迫ったこともあった。ケイロル・ナバスとのトレードは「書類が遅れたため」にキャンセルになったという有名な逸話もある。
なぜそんな事になっていたのか。かつてGKコーチを務めていたエリック・スティール氏は、『Mirror』に対して以下のように話したという。
エリック・スティール
「ファン・ハールの下でプレーしていた時、デ・ヘアはマンチェスター・ユナイテッドを離れたいと思っていたし、その理由も我々は知っていた。
それは実際には起こらなかった。物事がうまく行かなかったからだ。
もし移籍マーケット最終日にちゃんと書類が送られていれば、彼はレアル・マドリーに行っていただろう。
デ・ヘアは特にファンにもクラブにも腹を立ててはいなかった。しかし明らかに舞台裏では何かが起こっていた。
今は状況が異なる。彼は笑顔でマンチェスター・ユナイテッドを改善させているし、退団したがる理由もない」
結局デ・ヘアが移籍したかった理由はファン・ハールの存在だけだった…という。
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ただ来季はシェフィールド・ユナイテッドからディーン・ヘンダーソンが復帰してくることから、デ・ヘアもポジション争いを余儀なくされる…という予測もある。