新型コロナウイルスの影響で中断されていたリーグ戦を再開させる国が増えているヨーロッパ。ロシアではスタジアムの10%までの集客が認めらている。
そうしたなか、CSKAモスクワ対ゼニト戦での人種差別疑惑が現地で報じられている。
『Sport-Express』によれば、ゼニトのブラジル人FWマウコムが得点した後にCSKAファンから差別的な叫びを浴びせられたという。
マウコムはファンのもとに向かっていったが、同僚たちになだめられたとも。そのゴールシーンがこちら(以下動画57分45秒~)。
前半アディショナルタイムにこの日2点目となるゴールを決めたマウコム。渾身のガッツポーズ(動画58分3秒~)を決めるなか、確かにファンのブーイングが鳴り響いている。ただ、モンキーチャントがあったのかまでは確認できず。
今季5位と苦しむCSKAは、この日も前半だけで3失点して0-4の完敗。ふがいないチームへのブーイングも交じっていたかもしれないが…。
CSKAのヴィクタル・ガンチャレンカ監督は惨敗後に体調を崩してしまったそうで、アシスタントコーチが「彼は気分が悪くなった。苦しめないでくれ。プレッシャーは高まっている」と述べていたそう。