今季のセリエCで昇格プレーオフを勝ち抜き、セリエBへの昇格を決めたレッジアーナ。グループBで2位となって昇格プレーオフに進出し、ノヴァーラ、バーリを撃破し優勝を果たしている。
レッジアーナは2018年に一度破産してしまったものの、その後レッジョ・アウダチェと名前を変更。今回の昇格でついに「レッジアーナ」という名前を取り戻すことができた。
ところが今回、昇格を果たしたチームで主将を務めていた26歳のDFアレッサンドロ・スパノが突如現役引退を発表したという。
アレッサンドロ・スパノ
「僕の運命はこの街と絡み合っている。ふさわしい場所に連れて行ってくれと頼まれた。そしてそれを一緒に成し遂げた。プレーオフの決勝は自分のラストゲームだった。最高のものではなかったにせよ。
僕の運命は満たされた。しかし今、自分の心に従うときがやってきた。サッカーから離れて違う道を歩むときが。
国際ビジネススクールの奨学金を受けることになった。数ヶ月前には決まっていたが、誰にも話していなかった。これはロンドン、上海、サンフランシスコなどでの数年に渡るプロジェクトになる」
アレッサンドロ・スパノーは1994年生まれの26歳。プロ・ヴェルチェッリから2014年にレッジアーナに加入し、それから176試合に出場し15ゴールを奪ってきた。
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その成功を置き土産として、次は経済学の部門で飛躍を遂げることを目指し新たな道に進むことになったという。