今年1月にリヴァプールへと移籍した日本代表FW南野拓実。シーズン途中に世界王者に加わるという厳しい状況のなか、ノーゴールで今季を終えた。
ただ、現地紙『Liverpool Echo』では来季への期待を伝えている。「Analysing Anfield」のポッドキャスト配信での「南野は1月に加入したばかりだったが、実質的にどこでもプレーした」という話を受けてこう報じたのだ。
Liverpool Echo
「南野は“移行”への鍵だと証明しうる。
今夏のリヴァプールは数名の補強ができるとは見込まれておらず、南野とディヴォック・オリギが来季の3トップのバックアップを提供することになりそうだ。
最後の数試合とオリギの腹立たしい一貫性のなさを考えれば、南野がその役割を引き受けるのに最もいい位置にいることに疑いはない。
また、南野は全ての攻撃的ポジションでプレーできる。だからこそ、リヴァプールは彼を725万ポンド(10億円)で獲得したのだ。
南野は4-2-3-1の前線4つのポジションでプレー可能だが、中央が最適だろう。さらに、プレミア下位チーム相手にちょっとフォーメーションを変えるために、ジェルダン・シャキリの役割も担える。
(他チームからの)追跡を回避するために、どんなプレミアリーグ王者にとっても進化は重要だ。
リヴァプールにとって資金投下は選択肢ではなく、チームがもう一段階進化するため、南野は自らが役立つと証明しうる」
選手補強が厳しいなかで、南野へ期待しようということのようだ。
その南野には最終戦でこんな未遂シーンもあった(以下動画1分6秒~)。
何度見ても完璧なシュートだ…。
【関連記事】南野も頼むぜ!「苦難のスタートから大復活」したプレミアの7名
2020-21シーズンの南野に期待したい。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ