新型コロナウイルスの流行により、今年はバロンドールの授与は行われない。

主催者である『France Football』は、その代わりに“バロンドール ドリームチーム”を選出する。投票により各ポジションの歴代最高選手を選ぶというものだ。

そうしたなか、ドリームチーム候補にノミネートされた元カメルーン代表FWサミュエル・エトーがSNS上で不満をぶちまけた。

サミュエル・エトー(元カメルーン代表FW)

「ありがとう。

しかし、俺が右ウィングでプレーしたのは1,2シーズンだけだ(俺は25年のキャリアをセンターフォワードとしてプレーした)。

リスペクトを欠いているね。『France Football』はむちゃくちゃだ」

エトーがノミネートされたのはCF部門ではなく、右ウィング部門だったのだ。

エトー以外の右WG候補者は、デイヴィッド・ベッカム、ジョージ・ベスト、ルイス・フィーゴ、ガリンシャ、ジャイルジーニョ、ケヴィン・キーガン、スタンリー・マシューズ、リオネル・メッシ、アリエン・ロッベン。

そして、CF部門の候補者は、デニス・ベルカンプ、ヨハン・クライフ、ケニー・ダルグリッシュ、セウセビオ、シャーンドル・コチシュ、ゲルト・ミュラー、ロマーリオ、元祖ロナウド、マルコ・ファンバステン、ジョージ・ウェア。

ポジション的に微妙と感じる選手もいるが、ノミネート数が限られているために、France Footballも色々と配慮したとも言えるかもしれないが…。

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なお、クリスティアーノ・ロナウドは左ウィング部門でノミネートされている(ティエリ・アンリやリヴァウドも左WGとして選出)。

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