バルセロナとのエル・クラシコには1-3で勝利したレアル・マドリー。
だが、CLでは開幕2試合で勝点1に留まっており、目下最下位に沈んでいる。2-2で引き分けたボルシアMG戦では、あるシーンが問題になった。
2点をリードされたハーフタイムにカリム・ベンゼマがヴィニシウス・ジュニオールへの不満をこぼしていたというものだ。
ヴィニイウスが目の前にいる状況にもかかわらず、ベンゼマがフェルラン・メンディにフランス語で愚痴る様子が撮影されていた。
そうしたなか、ジダン監督が2人について言及した。クラブ公式によれば、ウエスカ戦に向けた会見でこう述べたという。
ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリー監督)
「全て解決された。選手同士で話すことは大事であり、問題ではない。
そういうことは常にピッチ上で出てくるが、そこに留まるものだ。
我々はそれ以外のためにエネルギーを節約する必要がある。
こういうことが起きるのを見るのはいいものだ、我々が気にかけていることを示しているからね。
彼らは話し合ったし、全て大丈夫だ、何も問題はない。
全員が素晴らしい練習をしているし、大事なのは明日の試合にエネルギーを注力することさ」
「これが人々がベンゼマをどう思うかに影響するとは思わない。
ピッチ上でこういうことは常に起きるし、感情的になってチームメイトに物を言うこともある。
私も同じようなことを言われたことがある。
問題を取り繕うためだけに言っているのではない。よく起きることであり、まったくもって普通なんだ。
重要なのは彼らが一緒に話し合うことで、明日に向かって進むことだ。
一般の人達やメディアがこういったことが大好きなのは知っている。
だが、もっと頻繁に起きるだろうと言えるよ。これはこのチームのキャラクターを示すものさ」
「(ヴィニシウスのポテンシャルについて)
彼は若い。レアルでの素晴らしい現在と未来があると思う。
彼は取り組んでいるし、いい調子だと思うね。
学ぶことと成長し続けることを願っている子さ。それは監督とチームにとっても素晴らしいことだ」
ジダンは2人は全く問題ないと語っていたとか。
レアルの頼れるエースとして活躍してきたベンゼマ。今季もこんな冷酷無比シュートを突き刺している。
これを外さないのが、ベンゼマがベンゼマたる所以だ…。
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レアルは週末に岡崎慎司が所属するウエスカと対戦する。