30歳でブンデスリーガ得点王クリスチャンセン誕生
転機となったのが、2001年1月にボーフムへ移籍してドイツへプレーする場所を移したことだ。
これまで出場機会はあっても得点が取れない、怪我が多くコンスタントに活躍できないクリスチャンセンが、まさかのブレイク。2001-02シーズンに17得点をあげ1部昇格を勝ち取ると、2002-03シーズンに21ゴールをあげブンデスリーガ得点王となった。
タイトルを獲得したのは30歳になったシーズンであり、若くして期待された選手がまさかの30歳でブレイクを果たし話題となった。当時のヨーロッパシーンではイタリアのダリオ・ヒュブナー、ドイツのマルティン・マックスらベテランになってから得点を量産しているストライカーが多くクリスチャンセンもその1人に数えられたのだ。
その後、ハノーファー96へ移籍。初年度こそ9得点をあげたものの再び怪我に悩まされ、2006シーズンを持って現役を引退している。
当時、WOWOWの放映では「クリスティアンセン」と呼ばれることが多く、「ボーフムのクリスティアンセンがパナマの監督になったんだよ」といった方が往年のファンにはわかりやすいだろうか。