昨年末から急速に世界中へ広がった新型コロナウイルスの問題はまだ継続しており、スポーツ界もそれぞれに対応を余儀なくされている。

しかし、一時期の中断によるダメージは極めて大きく、このところは徐々に通常の試合に近づけていく方針で進められてきた。

だが『La Vanguardia』によれば、その動きに身を挺して抗議したクラブがあったようだ。

それはカスティーリャ=ラ・マンチャ州のリーグを戦っているCFポルスナというクラブ。

彼らは先週末に行われたアトレティコ・テレシアノとの試合で7人しか選手を起用せず、25-0で敗北している。

その理由は、今回彼らはアマチュアも含めて全員の選手を検査することを求め、「検査なしでは戦えない」と書かれたシャツを身に着け、ルール上試合を行える最少人数しか出場させなかったのだ。

ポルスナはかつて地方の大会を来年1月まで延期するよう要求していたものの、カスティーリャ・ラ・マンチャ州サッカー連盟がそれを認めなかった。

しかしクラブはその後も必要なセキュリティと検査を求めて抗議を行い、今回このような活動に至ったという。なぜ試合をボイコットしなかったかといえば、ルール上リーグから追い出される可能性があるからであるとのこと。

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