新型コロナウイルスの影響によって3月から観客の入場が禁止されてきたイングランド・プレミアリーグ。
『Sky』の報道によれば、国のイベント規制が12月2日をもって終了することになり、集団での礼拝や結婚式、アウトドアスポーツなどのレジャーが行えるようになるとのこと。
それにより、サッカーにおいてもスタジアムに観客を入場させることが可能になる。ただ地域によって感染状況に差があり、場所ごとにTier1から3までカテゴリが分けられる。
多くのクラブが本拠地を置くロンドンはTier2となっており、「最大2000人、あるいは収容人数の50%」の少ない方が適用される。つまりアーセナルやチェルシー、トッテナムなどは最大2000人の入場が可能となる。
プレミアリーグでTier1に該当するのはブライトンとサウサンプトンで、この2チームは「最大4000人、あるいは収容人数の50%」の少ない方。
逆にまだ入場が許可されないTier3となるのはマンチェスターの2クラブやリヴァプール、エヴァートンなど10クラブだ。
- 最大4000人:ブライトン、サウサンプトン
- 最大2000人:チェルシー、トッテナム、ウェストハム、クリスタル・パレス、アーセナル、フラム、レスター、ニューカッスル
- 無観客:マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、エヴァートン、アストン・ヴィラ、ウォルヴァーハンプトン、WBA、シェフィールド・ユナイテッド、リーズ、バーンリー
なお、もちろんシーズンチケット所有者だけでこの制限人数が埋まってしまうため、抽選などでチケットを販売する可能性が高いとのこと。またサポーターは新型コロナウイルスに感染していないことが保証される証明書を持っていなければならないそう。
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