――ジェジエウ選手自身のプレーでブラジル時代から変わった部分があるとすればどんなところですか?

自分の特徴というところではブラジルにいた時とそんなに変わりありません。日本のサッカーにフィットする、または川崎フロンターレのスタイル、常に攻撃的でボールを保持しながらプレーするスタイルへのフィットに少し時間はかかりましたが、今シーズンに関してはその難しかった部分をクリアしてチームのスタイルにフィットできたと思います。

手ごわかった選手たち、そして「ケンゴ」への想い

――最終節の柏レイソル戦、オルンガ選手との対決はすごかったです。今季のJリーグで対戦して印象に残っている相手選手を3人挙げるとすれば誰ですか?

まずはやはり今言われたオルンガ選手。サイズがある上にパワーも持っていて技術もある。本当に素晴らしい選手で彼をマークすることはすごく難しかったです。

鹿島アントラーズのエヴェラウド選手も同じく素晴らしい能力を持った選手で、対戦するには手ごわい相手でした。

最後に名古屋グランパスのマテウス選手。彼もやはり技術を持っていてマークしづらい選手の一人ですね。

※残念ながらハイライトには入っていないが、オルンガがジェジエウを弾き飛ばして決定機を迎えたシーンは衝撃だった…。

――川崎フロンターレと言えば、ピッチ外のイベントなどにも選手たちが積極的に関わるクラブです。ジェジエウ選手はそれらをどう感じていますか?

ブラジルのクラブとは全然違います。こんなにイベントを行ったりサポーターと触れ合ったりというのはブラジルでは基本的にありません。

ただ、来日して今こうやってフロンターレでの時間を過ごしていると、本当に素晴らしい行いだなと感じています。

自分も、新しい、良い経験をさせてもらっていますし、オープンでサポーターと一緒にやっている感じがこのクラブにはすごくあるので、その良い部分をブラジルにも持って帰れればなと思います。

※ハロウィン恒例企画の「選手全員仮装」でコスプレを披露するジェジエウ。THIS IS FRONTALEだ。