かつてNBA(バスケットボール)で一時代を築いたスター選手、デニス・ロッドマン。その娘がサッカー界で話題を集めている。
With the 2nd pick in the 2021 NWSL Draft...@WashSpirit selects: Trinity Rodman from Washington State University
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— National Women's Soccer League (@NWSL) January 14, 2021
アメリカの女子サッカートップリーグであるNWSLは14日にドラフト会議を行い、今年の新人選手を指名した。
そして、その中で全体2番目にワシントン・スピリットから指名されたのがトリニティ・ロッドマン。あのデニス・ロッドマンの娘に当たる18歳の選手だ。
ワシントン州立大学でプレーしているトリニティは、アメリカU-20代表に飛び級で招集されている有望なストライカー。昨年のCONCACAF U-20選手権でアメリカが優勝した際、大会9ゴールを決める活躍を見せていた。
The moment Trinity Rodman joined the #SpiritFam ❤️#NWSLDraft pic.twitter.com/ZafqZsaFND
— Washington Spirit (@WashSpirit) January 14, 2021
トリニティは昨年ワシントン州立大学に入学し、その学内チームであるワシントンクーガーズでプレーする予定だったが、秋のシーズンが新型コロナの影響で中止されてしまい、ピッチに出ることはできなかった。
そこでトリニティは見通しが不透明な大学リーグではなく、いち早くプロサッカー選手としてのキャリアを始めることを決断したのだ。
18歳で指名されたのはNWSLドラフトの歴史上最年少記録であり、トリニティは「自分の道を開けた。デニス・ロッドマンの娘としてだけではなく、トリニティ・ロッドマンとして知られることに興奮している」と語ったそうだ。
かつてのインタビューによれば、トリニティは少女時代にサッカーとともにバスケットボールをプレーしており、さらにフラッグフットボールもやっていたという。
ただその3つの中で最も情熱を注いだのはサッカーで、10~11歳ごろからプロ選手を目指してトレーニングに励むようになったとのことだ。