新型コロナウイルスの影響が残る中、日本でもいくつかのクラブが再編された。東京武蔵野シティFCはTOKYO UNITED FCと合併。そして京都ではなでしこリーグ2部を戦っていたバニーズ京都SCが群馬FCホワイトスターに移管されている。
その一方、今年京都府に新しいクラブを設立するという目標を掲げ、精力的に動きを見せている方がいる。それが、かつてなでしこリーグでプレーした選手でもある吉野有香さんだ。
大好きな京都に、新しく女子サッカーチームを必ず作ってみせます。
WEリーグ目指す常識を覆すような夢のあるチームを、必ず。
スポーツビジネス無知な無名女子サッカー選手がWEリーグ行くようなチーム作るって、ワクワクしませんかね?2021年さらに動きます。#リアル女子サカつく
— ゆかサル社長⚽️女子サカつく (@yukachin_next) December 29, 2020
吉野有香さんは1991年5月30日生まれの29歳。愛知県犬山市出身で、高校時代は宮城県の強豪常盤木学園でプレーした。
卒業後は関西大学(大阪府)に進学し、同時にスペランツァFC大阪高槻(当時)にも登録され、なでしこリーグ1部を戦っていた。
2013年からはバニーズ京都SCに所属したものの怪我に泣かされ、2015年に現役を引退。その後はメンタルコーチとして活動したほか、「ゆかサル」というフットサルイベントなどを展開してきた。
そんな彼女がなぜ「新しいクラブを立ち上げる」というチャレンジに乗り出したのか?京都のラジオ局「FMおとくに」に出演した吉野有香さんのインタビューをお送りする。(インタビュアー:カゴノブアキ)
――吉野有香さん、よろしくお願いします!ツイッターで高校時代のお写真拝見しましたよ。
あはは(笑)ほんとにブスでしょ?
――いやいや、爽やかで僕はいいと思いますよ!逆に、一緒に映っている熊谷紗希さんの変わらなさにビックリしました。
紗希はあのまま大人になっているので(笑)何も変わらずですけど。私は整形と言われるんですけどね。
――Twitterの昔の画像よりもかなりお綺麗な吉野さんですが(笑)、熊谷紗希さんとは常盤木学園高校時代にチームメイトでしたね。
はい、一つ年上で。
――高校時代の熊谷紗希さんはどんな選手でした?
変わらないですよ!あんな感じです。高校ではボランチをやっていましたけど、代表に行くとセンターバックとか。常に安定していて波がない選手なので、中盤とかセンターバックとかで使いやすい選手なんじゃないかなと思います。
――本当に安定されていますよね。今フランスにいらっしゃいますけど、いつ見てもいいパフォーマンスをしています。
すごいなぁと思って見てます。
――そんな吉野有香さんが、今京都に新しい女子サッカーのクラブを作ろうと動いているそうで…。