今季はフランク・ランパード監督の下でシーズンをスタートさせたものの、成績不振で指揮官を交代せざるを得なくなったチェルシー。
開幕前にはハキーム・ジヤシュやベン・チルウェル、ティモ・ヴェルナー、カイ・ハヴァーツ、エドゥアール・メンディと2億3000万ポンド(およそ344億円)を使って補強を行ったが、それが成績に結びつかなかった。
しかし『Tuttomercato』によれば、チェルシーのオーナーを務めているロマン・アブラモヴィッチ氏は今夏も巨大な補強予算を提供するという。
新たにチームを率いることになったトーマス・トゥヘル監督にはおよそ2億6000万ポンド(およそ388.9億円)の費用が与えられるとのこと。
最優先となっているのがドルトムントのエースであるノルウェー代表FWアーリン・ホーランで、彼には6500万ポンド(およそ97.2億円)が費やされるそう。
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またゴールキーパーにはアトレティコ・マドリーのヤン・オブラク、マンチェスター・ユナイテッドのディーン・ヘンダーソンの補強も検討されているよう。
そしてセンターバックにはRBライプツィヒのイブラヒマ・コナテ、バイエルン・ミュンヘンのニクラス・ジューレが候補だとか。
さらにセントラルMFにもミランのフランク・ケシエ、ボルシアMGのヨナス・ホフマンが検討されているそうだ。
新型コロナウイルスの影響もあってファイナンシャル・フェアプレーが形骸化し始めていることもあり、アブラモヴィッチ氏にとっても金の使い時というところなのだろうか…。