先日開幕を迎えた2021年シーズンのJリーグ。DAZNで配信されている内田篤人の冠番組『FOOTBALL TIME』でもJ開幕戦のプレー解説をしていた。
取り上げたのは、北海道コンサドーレ札幌対FC横浜戦でチャナティップ・ソングラシンが相手に読ませないパスでゴールを選出したシーン。内田は現役時代にやっていたある守備術を明かしていた。
内田篤人
「俺、よくやるんだけども。後ろに敵がいる時、こうやって(手を後ろに回して)触ってんのよ、いつも。
掴みはしないよ、掴んだらファウルなんで。
こうやって触りながら、後ろで触ったりして、(相手がどこに)いるかを見つけてる。
(失点の場面で横浜DFが)触りながらマークしてたら、裏はとられなかったかもしれない。
でもただ、チャナティップ選手のボールの質も、動き出しも、全部ワンタッチ、ツータッチでいけたんで、マークは難しかったかなぁと思います」
守備側はボールを見ながら、背後を狙う相手選手もケアしなればいけない。見えない角度の死角にいる相手を捕まえるのは困難であり、攻撃側はそこを狙ってくる。
内田は背後にいる相手の位置を確かめるために、目線はボールに向けながら手を後ろに回して、ポジションを確認していたという。
【動画】これはマーク不可能!?内田も惚れるチャナティップの予測不可能パス
ただ、この日の札幌の攻撃はチャナティップのボールの質も含めて、マークを上回るものだったとも指摘していた。