チェルシーで大活躍を見せ、2019年夏に1億ユーロでレアル・マドリーへと移籍してきたベルギー代表FWエデン・アザール。
クリスティアーノ・ロナウドの後継者と期待されたものの、それから彼は度重なる怪我に悩まされ、全くといっていいほど活躍できていない。
今回、チェルシー時代に彼とともにプレーしたナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルが『The Athletic』のインタビューに応え、アザールについて以下のように話したという。
ジョン・オビ・ミケル
「僕はいつも言ってきたが、アザールは最も天才的な選手の一人だ。スピードがあり、パワーがあり、スキルがあり、テクニックも…。
彼は間違いなく、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドに続く選手だった。しかしながら、それは彼がそうありたいと思ったのならばだ。
彼はときに言っていた。『そうだね、できるだけ良くなりたい。メッシは違う星から来た選手だが、ロナウドには近づけると思う』と。
それらの言葉は彼の口から出てくるが、彼はそのような決意がない。練習をあまりしない。
アザールは僕がこれまでともにプレーしてきた男の中で、最も練習の態度が悪い選手だよ。
なぜ悪いかって?ああ我らの神、エデン…彼はとてもいい選手だから、誰も何も言えなかったんだ。
彼は土曜日にやってきて、試合に勝たせてくれる。しかし月曜日と火曜日の練習では、まるで存在しないようだった。ただ立って、漂っている。誰もが戦い、叫んでいる中で、彼は何もしない。
しかしながら、彼が試合のピッチでどれだけ素晴らしかったか、誰もが知っている。そのような一部の選手にこれだけの才能があるなんて、本当人生は公平じゃないね!」