UEFAチャンピオンズリーグの舞台でも数多くプレーした元日本代表DF内田篤人。

DAZNで配信されている冠番組『FOOTBALL TIME』で、世界的アタッカーたちに実戦していた守備術を解説していた。

ネイマールのような快足アタッカーと対峙した際には、あえて縦に行かせて、そこでよーいどんのスピード勝負に持ち込んでいたという。

実際、ネイマールやフランク・リベリら勝負に自信がある選手は、中を切っておけば、縦の勝負を挑んできたそう。ただ、この誘い方をする場合には相手についていくスピードがなければいけないとも。

一方、縦を空けておいても、その誘いに乗ってこない選手もいたとか。

内田篤人

「例えばこれがタイプの違うドリブラー、イスコ、アザール(の場合)。

対峙にした時にこっち(縦)に行ってくれと言っても、あいつらはこっち(中)に行くのよ。

技術があって、全部重心の逆をとってくるから。

ボールをまたいで、こっちいった瞬間にこっちとか行くのよ(縦と見せかけて中に来る)、簡単に。

DFの重心を外して逆をとってくるタイプ。

そういう選手の時は足はなるべく出さない。獲れそうと思ってスコンって足出したら、全部こっち(逆)行くのね。

フェイント1個2個入れて、全部逆をとってくる。

なるべく近づいて、足を出さないで、周りの守備の態勢を保つ。コンパクトにしてほしい」

イスコやエデン・アザールらは、守備側の誘いには乗ってこないタイプだそう。

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足を出しても逆を突かれるだけなので、勝負はせずに周囲と連携してコンパクトに守ることを重視していたようだ。

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